ブロック療法とトリガーポイント注射

ブロック療法とは

ブロック療法とは、神経・関節の痛みに対して局所麻酔剤やステロイド剤を痛みのある神経・関節に直接注入したり、その近くの部位に注入する療法です。痛みが強い時や持続する時などに有効で、内服やリハビリ等で効果が得られない場合に行います。

腰(腰椎)に対しての治療
主な対象疾患
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などの腰痛・下肢痛等
適応ブロック
仙骨裂孔ブロック、硬膜外ブロック(腰部)
治療の流れ
1. 週1回の治療
2. 効果の判定・確認
3. 手術の必要性の有無を検討
首(頚椎)にたいしての治療
主な対象疾患
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などの腰痛・下肢痛等
適応ブロック
仙骨裂孔ブロック、硬膜外ブロック(腰部)
治療の流れ
1. 週1回の治療
2. 効果の判定・確認
3. 手術の必要性の有無を検討

当院で行っているブロック療法

仙骨裂孔ブロック

椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症に対して一般的に行われるブロック療法です。患者様への負担が少ない、合併症が少ない、効果判定がしやすい等のメリットの高いことがあげられます。

ベットでうつ伏せになり骨盤の下に枕入れます。お腹やお尻をやや高くした姿勢で消毒後、穿刺部に局所麻酔をして刺尾骨近くの仙骨から針を刺し、麻酔剤およびステロイド剤を注入します。時間は5分~10分程度で終わりますが、まれに血圧低下やアレルギー症状等の副作用が起きる場合がありますので、20分程安静をとっていただき効果を確認の上、帰宅となります。

硬膜外ブロック

脊髄の外側にある傍正中部から刺入して硬膜外腔に麻酔剤およびステロイド剤を注入します。

痛い方を下にして側臥位(横向き)で背中を丸くします。消毒後、硬膜外腔に薬剤を注入します。時間は3分程度ですで終わりますが、20分程安静にしていただき、効果を確認したのち帰宅となります。

星状神経節ブロック

星状神経節ブロック

星状神経節とは、喉にある神経節のことで、頚椎の一番下(第7頚椎)の両脇近くにあり、頭部・肩・腕などを支配する交感神経の集まっている部分です。星状神経節ブロックは交感神経薬剤を注入することで血液の流れ、栄養、酸素を弱った神経に供給して痛みを改善していきます。時間は5分程度で終わりますが、まれに顔がほてったり、目の充血等の副作用が起きる場合がありますので、30分程安静をとっていただき効果を確認の上、帰宅となります。

トリガーポイント注射とは

ブロック療法の他に、首・肩・腰などへの強く痛みを感じる点(トリガーポイント)に局所麻酔剤を注射するトリガーポイント注射も行っております。このトリガーポイント注射療法は、繰り返し注射することで痛みを除去する効果が期待できます。1回目の注射で「痛みが半分になった」という患者様の声も非常に多いです。首のこり、肩こり、腰痛でお悩みの方はぜひご相談下さい。

トリガーポイント注射とは

普通の注射で使う針よりも細い針を使用し、注射の深さも1㎝程度ですので、痛みを感じない患者様がほとんどです。

担当医のご紹介

土居 公一(どい こういち)

土居 公一(どい こういち)
診察日 毎週土曜
診察時間 午前9:00~12:00 午後2:00~5:00